詩歌の可能性をば。∞(77)やっと震災後の最良詩にめぐり会えた!

自分で言っちゃおこがましいかぎりなんだが、


バッハと藤原定家(あるいは大伴家持??)を兼ね合わせた千年にひとりの大天災、


もとい、大天才とでも自惚れちゃってるおらは


現代詩ジャーナリズムを好まなくって、


本日の「あるきだす言葉たち」にさして期待を持たなかったんだ。


真夏日でクソ暑いのに


おらが頭脳を使わせるなよ!と


億劫がっていてね、


ところが!!!


読み出して、


ん?ん?と


一行ごとに


惹きこまれて何度も再読してみて、


さすがに脱帽しちゃいましたよ。


詩歌添削の要がないと判断すればこのブログ記事をアップしない方針ですし、


アクセスアップ狙いの阿呆どもと違って、


素晴らしい詩歌作品を転載しないというリスペクトの意思表示から


原作を掲載しないことで通して来ましたが、


今すぐにでも朗読したいっっっ!!!と


感動した須藤洋平さんの詩「孤独な角度」を


おらが最大限の絶賛の辞に代えて、


以下に敢えて掲載しておきましょう。



(*^_^*)



どこぞやのツイッター詩人とは全然、いな、断然ちがう良質の資質で


太鼓判を押しまくっておきますっ!


本当に震災後の最良詩にめぐり会えて


感涙も禁じえません。


(*^_^*)


あ、


いけね、


おっと。


前置きが長くなっちまった。



じゃ!



(*^_^*)




 孤独な角度


     須藤洋平



べろを出して死んだ若い女を見た時
初めて助かったのだと実感した
剥き出された雑多な想いは
浅い鍋にでもごちゃ混ぜに放り込まれ
ゆっくりゆっくり掻き回される
それが縁から溢れるたび
何度も何度も刺された
何度も何度も刺されて、
そそり立った
その孤独な角度が
今日も僕を昂ぶらす

そしてまた、
鏡の前に立ち
女の形相を真似ては
汚い言葉で
代弁し始める




(*^_^*)



つくづく素晴らしい!


嬉しいことにも


どうやらこの詩人に惚れ込んだらしい記者の異例というべき記事が


「あるきだす言葉たち」の下に添えられている。


須藤さんの最後のことばに


そう!!そう!!と


大声で同感したくなりまさァね。



「今は悲しみをしっかり悲しみたい。きちんと悲しんでおかなければ、前に進めません」と。



3・11以来の芸術家、文学者たちの器が試される「大き過ぎる悲しみ」を


一歩ずつ噛み締め、咀嚼し、ぼつぼつ悲しみ、


一歩ずつ前に進むしかないと。


想像力はたしかに人間の能力の偉大さを示す反面、


悪夢のストレスを助長させ、えてして苦しめるものですが、


須藤洋平さんの詩の第3行目「剥き出された雑多な想いは‥」から


第10-11行目「その孤独な角度が/今日も僕を昂ぶらす」までの


詩語は少なくとも戦後詩上では稀有の最高の出来栄えだと


思って、逆に励まされたおもいです。



ありがとう!


こっちも大変元気を貰えました。


いずれ、おれが須藤洋平さんのこの詩を朗読して差し上げましょう。



(*^_^*)




画像





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