詩歌の可能性をば。∞(94)自作詩「原子核いきれ」

今日付夕刊で、宮城県南三陸町在住の中原中也賞受賞の詩人須藤洋平さんが


来たる28日(月)に20編を所収した震災詩集を刊行されることを


知って思わず嬉しくなっちゃいました!


(*^_^*)



6月頃に新聞紙上で須藤さんの「孤独な角度」を初めて拝読させていただいてから


おらが超絶朗読術をふるうに価する詩人だと高く評価しながら、


その一方で


まだまだ須藤さんがもっといい詩を書かれていらっしゃらないか、と


予感めいた気持ちもあってずーっと待っていました。


ビンゴォ!


やっぱり待った甲斐がありました。



(0^0^0)



もちろん、28日刊行予定の詩集


それにしても長ったらしい題名ですね、


「あなたが最期の最期まで生きようと、むき出しで立ち向かったから」


を早く本屋に駆けつけて購入し、


おらが朗読する1編を探すつもりでおりますからね。


愉しみにしております。



(0^0^0)



おらが詩動画の一作として


須藤さんの1編を朗読したいですが、


著作権問題もありますし、


無断に朗読しちゃっては、


このままではアンフェアな気がしますので、


おれが「はしょり五十音」シリーズの詩稿のつもりで書き、


改題して推敲した1編の自作詩「原子核いきれ」を


この場で発表させて貰いましょう。


8月に初稿を書き、


9月上旬に推敲して決定稿になったものですが、


悲しい現実と立ち向かう我らの気持ちをこめて


ノンセンス詩の枠をはるかにはみ出ちゃったんで、


「はしょり五十音」シリーズ第一期を終えることにしたんです。



それと、


作曲家として言葉の縛りを解いて


器楽曲の新たなチャレンジをしてみたい欲求が


日増しに大きくなってきてね、


現在のようになったわけです。




(*^_^*)



前置きはさて置き、


自作詩「原子核いきれ」を


以下に掲げておきましょう。





 原子核いきれ


人いきれ 満員電車
草いきれ 虫のねぐら
車いきれ 排気ガス
ほとぼりが さめるまで

部屋いきれ 熱中症
雲いきれ 雷神がいる
電気いきれ 停電しそう
いかずちが 落ちるまで

息いきれ 愛の巣ふたり
水いきれ 真夏の水道管
命いきれ 新陳代謝
わずらいが 襲うまで

山いきれ 溶岩流じわり
海いきれ 台風生誕の地
原子核いきれ 崩壊熱やまず
ひとの手に 余るまで

いきれるとは
老廃物を出すことだ
生きるとは
老廃物をみだりにためないことだ




画像




愉しみにしております。


(*^_^*)

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