詩歌の可能性をば。∞(35)詩歌添削人の仕事始め‥もっと言葉の整理を。

短歌→俳句→現代詩のローテーションはしみじみと有り難いけどね、


去年の成果を見ますと


現代詩はどうも声の技巧にいじめられていなくって、歴史が浅いせいか、


韻律としても心躍る作が少な過ぎるふうにお見受けしますね。


(-_-メ)


だからね、


大して期待しておらなんだが、


今回の現代詩を一読してみますと、


がぁ~がぁ~!


かぁ~かぁ~!


と又しても老婆心が立ちこめてね、


詩歌添削人の仕事始めに


いやいや、しぶしぶ、ぶつくさ、文字通り


いそしんでみましたよぉ。


(-_-メ)



てめぇ=らぁ!


いい加減な作品ばっかし書いて、


おれを殺す気かよっ!


と言いたくなるよぉぉ~。


(-_-メ)



まあいい、


ひと肌脱ぐことにしたんだ。


(-_-メ)




で、


おらよりひとつ年下の詩人だがね、


原作を以下に掲載してみやんす。



( ̄□ ̄;)!




 白鳥伝説
      


        城戸朱理



かなしい声が雁行する、
北へ、北へと。
その姿は透けた魂のようで
声だけは聞こえるのだが、
瞳をこらしても、
わずかに影が見えるばかり。
かなしみを形にして
不羈の企てを色にするならば、
その鳥の姿になると人は言うのだが。
帰途に着く者のうなじのあたりは、
なぜ、こんなにもかなしげなのか
その緩やかなカーヴは涙滴のよう
臨月のままの赤子のようで
行方を知らぬまま、さまようならば、
いつかたどり着く異境の声のようで
人の身にも似て、かぎりなく疎ましい。

刈田郡白石のあたり、
あるいは柴田郡船岡のあたりを過ぎて
さびしい魚が身を沈める
三陸の海を渡り、
こう、こう、と
北へ、北へと
魂の群れが渡っていくという




( ̄□ ̄;)!




分かった?


どこが悪いか、どこが良いか、どこを直せばいいか、‥


分からな~いッ!とかぶりを振る詩歌愛読者たちにね、


何度も読み直してごらんよ。


「ようで」が二回、


「ならば」が二回、


「あたり」が三回、


と繰り返されてるでしょぉ。


詩想は悪くないし、


そもそも白鳥って、アルゼンチン童話はともかく、


だいたい渡り鳥で日本列島の各地を越冬地として


棲みつくのが生態ですよ。


(もっともね、あの怖い強毒性の鳥インフルが検出されたそーじゃねぇか、


怖ッ怖ッ。)


そーゆーわけで


タイトル「白鳥伝説」をそのまんまにしといて、


この詩人の至らぬ表現と句読点の使い方の未熟さと、


何よりも全体の構想力の足りなさなどを


百聞は一見に如かずってか、


七面倒くせぇくどくどしい指摘に代えて


さっささっさささぁぁぁ~と


いっぺんに添削させていただきました。



⊆((>ω<))⊇



くそ‥


なんでピチピチ若い詩人じゃなかったかよぉ、


50代のオバンなんか相手にしなければよかったぁ、


おらが言葉レイプマンとしちゃ、


おらがポコチンが萎えちまうんじゃねぇ=かッッ!!!


⊆((>ω<))⊇


あ!


ごめんごめん!


またしても


セクハラ発言しちまったんねぇ。


ごめんごめん!


m_(_ _;;)_m



真面目にね。。


(0^0^0)




どこが悪いか、どこを直せばいいか、


おらが添削稿を御覧いただいて


今後の詩作のご参考にして貰えれば


この上なく有り難いもんですよ。


もっとご精進のほどを


祈ってやみません。




( ̄□ ̄;)!





 白鳥伝説     



       唐井誠二による添削。



かなしい声が雁行する、
北へ、北へと。
帰途に着く者のうなじは、なぜ
こんなにもかなしげなのか と
涙滴にもさも似かよったカーヴで
臨月の不安にさいなまれる赤子の
行方も定まらないまま、さまよって
必ずたどり着く異境をめざす声のようで
人の身にも相似て、際限もなく疎ましい。

その姿は透けた魂にほかならない。
声ばかりは聞こえるのだが、
瞳をこらしても、
やたらと影が過ぎるだけだ。
かなしみを形にして
不羈の企てを色絵にするならば、
その鳥の姿になると人は言うのだが。

刈田郡白石のあたり、
あるいは柴田郡船岡へんを過ぎて
かなしい魚の大群が潜む
三陸の海を飛び、
かっく、ここぉ、と
北へ、果たされぬ渡りの南へと
魂たちがむらがって渡るという。




はい、以上でした。


今度の詩人はピチピチ若い詩人を望むよっ、


おらが言葉レイプマンのびんびんびんびん!と


奮い立ちたくな~るやつを。





画像




【お詫び・2011年1月5日付け】




深くお詫び致します。


お名前からして女性かと勘違いしちまったんだけど、


どっかで聞いたことのある名だと思ったら


ネット検索してみました。


男性でした、それも著名詩人だとは


つゆ知りませんでした。


でも、作品の完成度が一番大切ですから、


おれの前では知名度なんぞ関係ありません。


さらに老婆心から申し上げさせていただきますと、


上記の本文で指摘した繰り返される詞の三つのほかに


もう一つあります。


逆接助詞「のだが」です。二回も繰り返されています。


ですから、


二回目の「のだが」以前と以後の行を引っくり返して、


改行してみました。


二回目の「のだが」がぐっと生き生きとしてきたでしょう。


武士の情けから


これ以上申し上げることは差し控えさせていただくとともに、


女性と勘違いしてしまっていたことを


深くお詫び致します。


よしなに。



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