詩歌の可能性をば。∞(55)巨大な現実の前では詩歌が無力か?

とほうもなく巨大な現実に打ちひしがれて、


地震発生以来何日も詩歌を詠む気分にもなれなんだが、


今日付の朝日川柳の七句(西本空人選)に触れて、


悲しみがだんだんおらが心への圧力を和らげてきたか、


目をそむけ耳を塞ぎたくもなる続報に追われ、


しんどい心身状態の最中でも


高橋睦郎氏の「花をひろう・蝶(二)」(朝日新聞2011年3月12日付be on Saturday)の


引用された詩歌作品を


二日ぶりに読んで


何らかおらが詩想をうながしてくれたのです。


「3・11」前後の新聞締め切りの都合もあるでしょうが、


巨大な現実の前では詩歌が無力か?というタイトルで


言いましたように


詩歌の匠として


何が出来るか、ということを


いまだに大混乱真っ只中でも


敢えてお見せするために、


たった今詠んだ五句を


以下に掲載しておきます。




初蝶やうつつを抜かさず震災地

蝶の飛ぶ飛ばず気にせぬ陸奥かな

悲しくも遺体収容手間取れり

地震津波原発停電相続く

粒に見ゆるは骸とぞっとするテレビ





これでは巨大な現実に直面した悲しみの癒しなんぞの1%にも


なるとはさらさら思いませんが、


「被災者」の境遇をたまたま免れたのに過ぎない身としては


出来ることをしてみましただけです。


ご不服、ご非難などを


甘んじてお受けします。





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