詩歌の可能性をば。∞(50)短歌を俳句に詠み直してみて。

おばんかよっ‥ 今度はアラフォーの女性歌人かよ。


(0^0^0)


でも


文句なしの出来栄えだと思いますが。


おれのひっかかった点の説明は後回ししとくとして、


原作を以下に掲載してみましょう。



( ̄^ ̄)



 春を待つ水



      千坂麻緒



斑雪女であるということを否応なしに思い知らさる

瀬戸内の生まれなもので東京の太陽にまだ慣れない目覚め

すきなひとが真夜中わたしを思ってたわたしはとっくに眠っていたよ

この時間は川の底まで陽がさして水面がひかるうごかぬ魚

無防備に腹を撫でさす野良猫よやわらかきあきらめの陽だまり

ひとつきも雨が降らない街にいる零したインクが汚す指先

君が小さなコップに汲んだ水をやる添付写真に咲くシクラメン

噴水の止まった浅い水鏡二月の空を鳥が壊した



( ̄^ ̄)


このオバン歌人の出生地は‥


松山市といえば


ご存知でしょうね、


正岡子規の故郷で


俳句王国とすら形容されるあそこですが、


このオバン歌人の技巧はなかなか唸らされるね。。



(-ε-)



と言いたいが、


なんか新たな可能性を見落としやしないか、と


ひっかかってね、


原作に手を入れないまま、


おれなりに違う趣向をやってみました。


つまり、


短歌を俳句に詠み直してみるってことよ。



( ̄^ ̄)




 春を待つ水    



   唐井誠二による俳句での詠み直し。



斑(はだ)雪(れ)見て思い知らさる我がおんな

瀬戸内と東京とでは目覚め違え

意中の人が思う夜にも我寝にし

川底に陽が届きても目覚めぬ魚

野良猫の腹はあきらむる陽だまり

ひとつきも降雨なき街インク零れ

君が水やり添付写真のシクラメン

二月の空を壊す鳥かな止水の噴水



( ̄^ ̄)



第一句をのぞいて


ほかの全部は字余り、字足らず、破調に満ちていますよね。


‥‥


そもそも


原作の第一首「斑雪‥」と第二首「無防備に‥」(これさえも句またがり!)を


のぞいてほかの全首は


破調ですね、


しかしながら表現と韻律がマッチしていて


それなりに説得力がある。


そういうわけで


おらが詠み直した俳句は釣られちゃって、


破調になっちまったんだね。



(0^0^0)


( ̄□ ̄;)!



こりゃあ初めて知りました、


春の季語にも


「斑雪(はだらゆき)」、「斑雪(はだれ)」があることを。


なるほどね‥


春になっても山陰や日の当たらない藪陰などに残っちゃって


斑になった雪って、


婚期を逸した女性、売れ残りとも


解釈されなくもありませんよね。


(0^0^0)



「斑雪女であるということを否応なしに思いしらさる」


この短歌はまだ表現を磨く余地が残っていると思いますが、


いっそ


俳句に詠み直しちまえば


もっと凄味が出ると思いますね。


‥‥


( ̄□ ̄;)!



ごめんごめん!


こん歌人は未婚か、既婚か分からないがね、


残る雪、残雪の斑を意する季語「斑雪」と


自分が女だったという実感を結びつけるあたりは


いいよ。


そう思います。



( ̄^ ̄)



でもね~、


やっぱ、ピチピチ若い歌人のほーがいいんだぜ。



(0^0^0)



後はよろしくね。



(0^0^0)



画像



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