詩歌の可能性をば。∞(44)「口語か文語か混合か」の論争へ実作をもっての答え

ひでぇ貧窮でこのままおとなしく孤立死しようかと思ったけど、


今日、おらの娘の世代にあたる歌人の八首に出会って、


(>ω<)



あ”ぁ~、またもいらぬお節介を焼かせて貰ったっす。


とほほ。



(>ω<)


あ!


そうそう‥


口語か文語か混合かで歌壇の論争があるそーな(すでに先日のブログ記事で紹介ずみ。)。


そして惜しくも夭逝されたもうた天才歌人笹井宏之の


稀有な口語短歌として成功している作品にめぐり会ったし、


おれなりにね、


見たところ小手先の小細工の技術論に始終しがちな


「口語vs.文語」のつまんねぇ~な論争への実作に代えての解を


突き出してみたくてってよっ、


すまへんがな、


うまい按配に今日のお出会いと


相成りました(生で会えばいいもんね‥)


口語短歌としても今いちな出来栄えの


ピチピチ若い歌人(生で会ってうっふ。と行きたいけど。新聞紙上で我慢しとくか。)の作になる



八首を


ビシバシとレイプさせて貰いました。



(0^0^0)



まず、原作を以下に掲げてみやんせ。



(0^0^0)




 Happy birthday      


    平岡直子



すごい雨とすごい風だよ 魂は口にくわえてきみに追いつく

燃えうつる火だというのにろうそくの上で重たげにゆらめいている

背表紙にただ触れて去る本があることも真冬のスタンプカード

裸眼のきみが意地悪そうな顔をしてちぎるレタスにひかる滴よ

セーターはきみにふくらまされながらきみより早く老いてゆくのだ

ほとんどの骨はからだに閉じ込めてときどき月に向かって笑う

新しい国になりたいならおいで電気はつけっぱなしでいいよ

胎内に降ることのない雪だからきみがゆっくり水滴にする



(>ω<)



ん‥


そんでもってね、


でぇ、


(0^0^0)



おらが口語に徹しながら


添削してみましたっす。


(0^0^0)



言葉レイプマンの真骨頂を見よ!



(0^0^0)





 Happy Birthday


     唐井誠二による添削。(口語)



すごい雨だすごい風だよ 魂を口にかみしめきみをはなさない

うつり気な火だというのにろうそくにしっかりとつきゆらめいている

背表紙を触れて読まない本があることも冬ざかりスタンプカード

きみが裸眼でにやにや笑いしながらもちぎるレタスに滴がはしるよ

セーターというものはきみにふくらまされきみより早く老いてゆくのだ

ほぼ骨をからだに密閉しはててもやっぱし月に笑う ときどき

新しい国になりたいなら見て電気はつけっぱなしで平気

胎内から知らない雪でプレゼントときみがにこやかに水滴にする



(0^0^0)


でぇ、


おまけに


最初の二首を文語に


詠み直させていただきました。



(0^0^0)

   

Happy Birthday
     


    唐井誠二による添削。(文語)


猛だけしき風雨のなかでちりぢりになるがに魂をきみと離れじ

あちこちと移りがちとても火の芯ぞらふそくの上にさだめぬべかる



(0^0^0)

 
とね‥


(0^0^0)


きっと恋人がいらっしゃるだろうこの歌人の全首を


レイプしまくって文語に詠み直しちまったら、


やっぱ、


刀傷沙汰のトラブルが起きるのに決まってるでしょ~ね。


後の仕返しが怖くって(実際ね、体力が持たないから!)、


二首にとどめときましたっす。




(0^0^0)


でも、


とりわけ第二首の「燃えうつる火‥」は


口語と文語ともども


詠み直してみれば、


この歌人の着眼点の卓抜さがよく分かる。


ただ表現は惜しむらくも


まだまだです。


なるほど‥


至らない表現ながらも


着眼点に感心して口語と文語の両方に詠み直させて貰ったっす。


(*^_^*)



むしろ感謝したいくらいです。



なるほど、恋歌としても使えるか‥



(*^_^*)



ごちそーさまでしたァ。(言葉レイプマンの言)。



(0^0^0)




画像

   




【後記】翌日(2月2日(水))のツイッターで。



「平岡直子さん、ありがとうよ。君のおかげで口語短歌と文語短歌の整理がついた気がします。話し言葉だからってしまりのない歌になっちゃあ、ダメだよね。第五首/セーターはきみにふくらまされながらきみより早く老いてゆくのだ/5・7(句またがり)5・7・7については(cont)」

「おれの詠み直した歌。/セーターというものはきみにふくらまされきみより早く老いてゆくのだ/5・8・6・7・7の歌調は、まず膨張感から急に老朽化していく感じにぴったしでが出てきますよね。」

「あ‥前ツイートを書きし損じちまったァ!まあいい。文意の理解に支障がないでしょう。文語短歌も同じ。書き言葉とてもなんか快い身体性もありますから、文語さえあれば雅趣が出るなんて誤解はもってのほか、現代的な身体性のもとでどう再解釈するかが問われます。レトロ趣味とはまったく別次元。」

「本当に詩歌のやりとりほど愉しいもんはないね。ん‥孤立死をおとなしく待ちましょうか。(_ _ ※)」



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