詩歌の可能性をば。∞(10)

おッ、40代のママがいい短歌を読んでいますねっ。


一読したところわが子への思いが素晴らしいと思いますぅけどね。


なんか‥今いちだなァ~、と正直思っていまして、


またまたいらぬお節介を焼かせていただきます。


じゃあ、


原作を見ましょう。





 浅瀬のひかり



      鶴田伊津



土の香の著(しる)き牛蒡を洗うとき素足涼しき浅瀬のひかり

伏せ置きし『徒然草』の背表紙にプリキュアシール貼られておりぬ

右ひざのすり傷左すねのあざ子は神妙な顔でみせたり

昨日より太りし月の下を行く子の自転車の後輪を追う

今日われの海は凪ぎおり眠る子の額の汗をぬぐってやれば

治る傷ならばいいのだ夜の湖(うみ)に覆われぬようカーテンを引く

駅までの雨を浴びたる君の肩に軽く触れれば知らぬ匂いす

エゴの花散り敷く下を横切りぬアーサー・C・クラークの影は




特に第二首目はいいですよね。


プリキュアシールといえば、アニメ・グッズだってご存知でしょう。


子供の無邪気ないたずらを歌った短歌として秀逸!


と持ち上げたいところなんだが、


少し生真面目に過ぎやしないかなぁ。。。


良質の短歌と思いますが、


おれはその原作者の子供への思いにうながされて


第二首目をそのまま冒頭に持っていきながら、


ちょいちょい、と


詠み直してみました。


もちろん、改題もしてみました。




 浅瀬のひかり わが子へ




        唐井誠二による借詩。




伏せ置きし『徒然草』の背表紙にプリキュアシール貼られておりぬ

土の香の匂う牛蒡を洗い思いぬる素足冷しき浅瀬のひかり

右ひざのすり傷左すねのあざ子はこわごわと母に見せたり

今日われの海はなだらみ寝にいる子何気なく汗ぬぐってやれば

昨日より満ちりし月の下を漕ぐ子の自転車のテールランプを

治る傷ならばまだしも夜の湖(うみ)に襲われぬようカーテンで守(も)る

駅までの雨に濡れそめ君の肩に軽く触れれば大人の匂い

個々の花エゴらしく散る下を過ぐるアーサー・C・クラークの影が




今時ですからね、


育児はなにかと大変ですよね。


でも最後の一首からは


ママのわが子への思いの深さのほどがしのばれて


エールを送るつもりで詠み直してみちゃいました。


この立派なママなら


子供が健やかに育つことは間違いないでしょう。



ありがとう!



(*^_^*)



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