詩動画「何度もつぶしのきく‥」公開

昨日、ちょっと休日の仕事をし、散髪してきました。


そのときそのとき、面白そうだと直感した映像を解像度の抜群なDVカメラで撮影しておきました。


帰宅したら、ひらめいたことがあってね、


何分8ヶ月間DC動画で我慢してきただけに、


DVカメラの映像の即興的な編集の腕ならしを兼ねて、


詩動画「何度もつぶしのきく‥」をこしらえてみました。


(-σ-)≒



さすがに公開をためらわれたほどに、


自分でも出来栄えを測りかねたのでした。


作詩法をちょいと変えてみて、


純粋な意味で言葉の音で紡がれる「楽譜」としての詩と、


いわば歌手の声で完成される歌詞との


中間にあたるような詩ですから、


これでいいかしらん?とひと晩じゅう何度も再生してはチェックしたものです。


‥‥


しかし、敢えて公開いたしますぅ。


と申しますのも、


「何らか別のアプローチがいるんじゃないかな」と考えて、


さっきもう一回朗読の仕事をやり直してみたらね、


結局おんなじ結果でしたよ。


やっぱ、その声でいいでしょう、とゴーサインを出したんです。



(-σ-)≒



どうぞ!



「詩動画『何度もつぶしのきく‥』」


http://peevee.tv/v/4wb9a1



ご視聴されて明察のとおり、


あと6日と迫った五十路の誕生日にちなんで、


男ざかりと、静かに近づいてきている老境などの心境を


この秋に書いた詩です。


(-σ-)≒



この詩は、秋葉原のあの事件に対して書いた詩「別腹、そして私の別人」と


対をなすように意識して書いたことがお分かりいただけるでしょう。



ここに掲載しておきましょう。




何度もつぶしのきく‥



うっかりとリセットしたんちゃうかい
上書き保存ボタンをクリックする前の
原状を回復したい?

そんなら機械ごとつぶせば都市鉱産に
なって資源小国に貢献できるんやで

なんならひとの人生も何度もつぶしのきくと
なんならむしゃくしゃしてなりふりかまわず
生きている忌々しいこの世のすべてを
つぶしちまいたいときは

なんならめっちゃ落ちこんで死にたいと考えて
なんなら輪廻のあてもなく無に帰したくて
生きている忌々しいこの世のすべてを
わすれちまいたいときは

そこで!
喪黒福造氏にご登場ねがおう
そこで!
別人生を生きてみませんか?

後悔が先に立たずってきいたおぼえがある?
狂喜が後に立ちっ放しじゃ何の意味もないんやろ

自分ひとりの人生なんていくらでもつぶしがきくと
他人おおくの人生なんかほっといて巻き込まなくて
あと一息でつぶれて別人生を生きていけるんやさかい

みなで死ねば怖くない
自分ひとりじゃ怖い

これじゃ自立した人生が望めない
他人いっぱいとつながるのに血眼のていたらくより
自分ひとりで生まれて自分ひとりで死ぬほうが
すっきりとした人生になるんやないか

生きるも地獄 死ぬも天国
なんならせいいっぱい生きて何度もつぶれても
なんなら迷惑がるひともなく自分ひとりで
生きとおしてやったろか 

つぶれてこそ原石になる
つぶれてこそやり直せる

生きるも地獄 死ぬも天国
やり直しのきかない命こそ
何度もつぶしのきく原石

かくて別人生さまざまを生きとおした
自分ひとりは 神様のごくつぶしでないだけ
マシなんちゃうかい

おおきに!
好きなように生きったれ

つながりの数だけ人生がいっぱいになるより
自分ひとりの人生がいっぱいになる





一度きりの人生って‥何だろうよね?


一度きりの命、やり直しのきかない命なら分かるけど、


いくらでも別人生の可能性があるじゃないかな。


ひとつの人生を生き通さないかぎりは中途半端な人生に終わるだけで、


とうぜんそのとき岐路に立って、


ほかの人生、別人生を選ぶ可能性が開かれているのだ。


それと、


現代の若者たちがケータイ依存とゆー風潮をあてこすってある。


多くの人々とつながればつながるほどに、


てめぇ=の人生が充実するわけじゃないんだろ。


てめぇ=の心が貧しいのも知らないくせに。


現世の欲望があるだけ良からぬひとが多いんだから、


ま、おれの「生きた教材」を見りゃいっぺんに分かるはずなんだろ。



(-σ-)≒



どうもありがとうございました。



画像


この記事へのコメント

この記事へのトラックバック