ボーイソプラノ‥ウィーン少年合唱団、いいねぇ。

一日遅れになりましたけど、昨日TVでウィーン少年合唱団の歌を聴きました。

日本語のうたはまあサービスとして、ヨハン・シュトラウス2世(おれっちの好きな作曲家じゃ!)のポルカは最高!!!☆☆☆☆☆(おれっちの採点じゃ。)

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日本人少年がひとり入ってるって?
知らん!国賊といわれてもなァ、音楽には国境も血も関係ない。

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とってもよかったァ~。

日本語のうたについては、
メロディは問題ないけど、母音で音節が閉ざされる「開音節」が特徴的な日本語を聴かせる声は今ちょっと。(ごめん、おれは言葉が聴き取れないから生意気だけど、声楽家の勘でもの申しているだけ)。

クラシック声楽の基本は、腹から押し流す空気で声帯を最大限に震わせるわけですよね。

西欧の声楽技法は、たとえばschnell(速い)、leben(生きている)などの単語を見れば分かるように子音で音節が閉ざされる「閉音節」が特徴的な言語とともに発展されてきたようなもので、顔全体の筋肉の使い方がそもそも違う。
(イタリアのベルカント唱法は、イタリア語の比較的に母音で閉ざされる音節の多い言語の特性を生かしたものだと思いますねっ)。

それにひきかえて、日本語のもっとも美しく洗練された歌唱法はお謡い(えーっと、常磐津とか都都逸とか、歌舞伎の長唄とか)にほかならず、まるで顔全体にもう一枚の皮をかぶった感じで「うなる」わけですよね。

なんせオペラ歌手の声は、まるでF1カーの排気量で声帯を震わせるようなもので轟々たる音響になっちゃうもんですね。
もし日本語を歌うとなれば、オートバイにF1カーのエンジンをつけたようなもので、轟々たる声の前に言葉が飛んじゃって、かすれてしまうんですね。

さてどうしたものかな。

簡単だよ、変速ギアをもうければいい。
西欧諸語を日常的に話す人々は意識しないだろうけど、最後の音節を子音で閉ざす、(英語教育をまがりなりに受けている皆さんも思い当たるだろう)という具合に、言葉自体の変速ギアで聴く人の耳に「ことば」を届けているんだ。

I am Bato-San, but Sorry, tik tak tik tak!

これを日本語で言ってごらんよ、

Ai am Bato-San, bato Shori-i, tiku taku tiku taku!

日本語って最後の音節に母音がつきまとうのが宿命みたいなものですから、ただでさえF1カーなみの排気量で放たれる大声が余分について、どうしても言葉を飛ばしがちですね。

言葉自体に変速ギアを望めないわけだから、自分の顔全体の筋肉に変速ギアをもうければいいんだァ。
日本語をもっとも美しく洗練された歌唱法で聴く人の耳に届ける、「もう一枚の皮」を自分の顔にかぶせながら、声帯を最大限に震わせて歌ってしまえば、立派な「日本語オペラ」になると思います。

言語に慣れるとか、慣れていないとかの問題ではないと思います。

歌手は「語るように歌う」、
俳優は「歌うように語る」。

おれっちは、自分の声の表現力を養うために、俳優の仕事もしているわけです。
演技、声優、詩の朗読などもね。

「役になりきる」ということは、自分の顔全体の筋肉をコントロール出来ることにほかならないよ。

ちょうどいい例があるよ。
鳥エージェントのサスペンスドラマで演じる”人類最悪の悪役サガワ”の演技シーンを見て下さい。



ね!ただ声音を変えるだけじゃダメです。
本当にその役らしく見えるように、自分の顔を改造する気で演技しなくっちゃなんないですよぉ。

はたしておれっちの提言は役に立つかどーか、分からんが、せっかくオーストリア人たちがああやって下さるんだから、もの申せずにいられなかったんじゃ。

毎年欠かさずウィーン・ニューイヤー・コンサートを聴いて愉しくやらせていますから。

おおっ!「ワルツ王」と呼ばれるシュトラウス!

おれっちのワルツも聴いてくれよ~。



二番目の曲は「春山のワルツ」ってんだぃ。

ヨハン・シュトラウス2世のものになるオペレッタも大変、大変参考になったッスよ。
(残念ながら生活費の工面のために中古CD屋に売っぱらっちゃって、手元にないよ)。



「こうもり」。もっともおれの聴いたやつはカルロス・クライバー指揮のものです。

さらに!
ウィーン少年合唱団の歌声を、たしか、おれ、子供の頃映画で聴いたっけ。



昔の作品ですから、今のメンバーで天使の歌声を。



この一枚を聴いて、昇天しちゃいなさ~いっ!!

さらに!さらに!
おれっちの鳥のオペレッタのボーイソプラノの歌!



すまないねぇ‥ 子ガラスで興ざめさせて。

でも、こん鳥のオペレッタの最後の歌もボーイソプラノで締めくくるんだから、
とっても大切な歌ですよ。

いつもゴミを食い散らかす憎たらしい鳥、カラスに「同情の余地もないっ!」と常日頃思っていらっしゃるお方々、3時間5分も長~くお付き合い下さって、最後のボーイソプラノの歌に
「何故?何故?大嫌いなカラスなのに、
涙がポロポロこぼれて止まんないんだァ~~~ッ!!!」
と叫んじゃうことは
絶対200パーセント間違いないでしょっ!

さよう、天使の歌声‥‥

少年たちももうすぐ思春期で声変わりしちゃうから、大変でしょうねぇ。

おれなんか、まあちゃんと声変わりしたけれど、まさかボーイソプラノの声がそのまま残ってしまうなんて、10数年後になって確認して、おれも頭が空白になっちまったんだ。

まっ、これを「神のいたずら」と言わずして何であろうか?

そうそう。
おれっちは、人類最珍重のヒトですからねぇ~~~。

ここまでに来るにゃあ、さまざまな紆余曲折を経て、寄り道だらけの人生でしたねぇ‥‥

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