私の鳥の鳴き真似の話

動画投稿サイトでお見せした作品、ジョン・ダンの英詩を黙示録的な声で朗読した作品については、説明を試みようとしたですがね、どうも自分でも手に負いかねるものですから、ごめんなさ~い!また後の機会に譲ります。

「鳥のシンフォニー『失われた森の地図』」なら、少々話せるかと思います。
(まだ御覧になっていないお方は、下記のタグを押してください)。

画像


「日本野鳥大鑑増補版・鳴き声420」蒲谷鶴彦・小学館
(野鳥379種、外来種41種、計420種。CD6枚)。

ほんとうに助けられましたよ。感謝したくてもし切れません。
そんな大恩は尽きようにも尽きない、としか言いようがありませんので、たとえ生活費に困っても絶対に手放しません。
50年にもわたる貴重な録音をして下さった蒲谷鶴彦さん、スタッフに、この場を借りて深く、深く感謝いたします。

さて、鳥の鳴き声を真似るためには、例えば口に指をはさんで息で作るとか、ホイッスルで作るとか、いろいろなやり方がありますよね。‥‥ちょっと驚かれるかも知れませんが、私の肺は風船のように柔らかいというか、横隔膜を動かして振動を与えるという人間離れした芸当も出来るので、ヒトの声帯に振動を与えずに、肺の振動だけで、野鳥の声を作るのです。

そこは、私の歌手の声、俳優の声の秘密があるかも知れませんね。もっとも万能というわけには行きませんし、腹式呼吸も大切なんですよ。
(そういえば、補聴器の性能がまだ十分じゃなかったため、15年ほど補聴器を携帯しなかった間は、うっかりとのどだけの空気で声を作るクセがあって、「おなかから声を出しなさい」とよく注意されたものでした)。

とにかく大変でした。鳴き真似、楽曲作成、録音のしごとは。

使ったモデルの野鳥の声は:

イカル、オガサワラヒヨドリ、アトリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、スズメ、オナガ、アカゲラ、サンショウクイ

の9種です。

そのとき、野鳥への興味が深まって、野鳥撮影にはまったわけでした。
そもそも音楽家としては野鳥の声に興味を持っただけなのに、よもや数ヵ月後に人間ドラマに負けない「鳥ドラマ」の制作をてがけようとはぜんぜん思わなかったのでした。

鳥の世界で繰り広げられるドラマを、いわば人間のことばと声に翻訳して伝えようとするものですから、やはり、鳥の鳴き声を、人間の耳に通常聴こえる声量をぐーっと大きくしてBGMっぽく聴かせなければ、見るものを感情移入させられないですね。

まあ、「鳥の声はうるさい」と仰らずに。

鳥の気持ちは分かるとさらさら自惚れていませんが、人間以外の生きものの声を、人間にどう伝えるか、私なりの努力と軌跡を、「鳥ドラマ」、そしてその最高傑作とみずから認める「鳥のオペレッタ」を御覧なさってご理解してくだされば、嬉しいことこの上ないです。

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