唐井誠二の「コルヌコピアエ(豊穣角)」

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zoom RSS ものづくり立国日本の在り方を深く考えさせられた、零戦。

<<   作成日時 : 2013/09/02 21:08   >>

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小さい頃(1960年代後半から1970年代前半)夢中になってた、

第二次世界大戦の戦闘機、戦車などのプラモデルのうち、

「世界に誇るべき名機・零戦」。

最近「この新作を最後に引退する」と発表した宮崎駿さんの「風立ちぬ」に感動した余波として、

手に取った堀越二郎『零戦 その誕生と栄光の記録』という本が

つい面白くて、

読み続けて、数時間前に読み終えたばかり。

三島由紀夫自決の年である1970年刊の著作で、

今なおなかなか技術者の肉声としても読み応え十分である。


今でも驚かされる卓抜した着眼点、安全率の引き下げ、フラッタと風洞模型の力学的相似性の認識、

操縦系統の剛性や操縦応答性、馬力の足りないエンジンに対する機体重量軽減など‥‥


でも相変わらずだなぁ、


海外での高い評価は遅れて日本にもたらされてくるっつー傾向ときたら。





今では「大和民族の魂」と言われたって、そーかぁなぁ??と戦後生まれ世代の50男は


正直思っちゃうんだね。


でも小さい頃プラモデルでよく遊んでた懐かしい名前、


グラマン、ムスタング、ワイルドキャット、紫電改、烈風。。。いろいろと飛び込んじゃって、


当時米国の囲い込み戦術が立つまで無敵だった零戦の強さを


改めて知って、へぇー。


まぁ、ものづくり立国、技術立国日本の在り方をいろいろと深く考えさせられたものでした。


資源も物資も少ない、外交的にも孤立し、物量の差が大き過ぎる敵に無謀に挑んだニッポンでも


戦後も末永く伝えられてきた技術者魂というものが光って見えた歴史のひとコマでした。



その著作の読後感を、宮崎駿さんの引退にからませて


日記の中に綴ってきた一文を引き合いに出させて頂きましょう。


(申しわけないが、堀辰雄『風立ちぬ』はまだ読み終えていなくって、途中まででした!


‥。0(≧▽≦)0。‥)



「 室温33℃、最高気温32.6℃、最低気温25.4℃。
 堀越次郎『零戦 その誕生と栄光の記録』を読み終えた。1970年刊の著作とはいえ、もの作り立国日本としての在り方をいろいろと考えさせられた。宮崎駿さんが「九六式一号艦上戦闘機」として海軍に採用される九試単座戦闘機を完成する昭和十年一月まで零戦制作ドラマを打ち切り、その次にまさに零戦の墓場と「この十年間」を総括する夢の草原を繰り広げるという作劇術は、実に賢明なものだったように思う。劣等感の塊りだったあの頃のニッポン、そして技術力に自信を持てばいいのに大局を読み間違えてみずから身の破滅を招いてしまったニッポン。戦後の戦勝国からの相次ぐ称賛と高評価。
 そうだ、これがうちの国なんだ。‥きっと宮崎駿さんの引退は「想いがとげた。」というものじゃないかな。」




それに堀越二郎は航空機設計家を志すまで文学好きだったって。


文才もうなずける。


彼のひらめきや独創性などを高く買って、好きなようにやらせてくれた上司服部の慧眼にも


感服するね!


天才でしたね、時代の荒波の犠牲者だったともいえる。



引退を惜しむ声が全世界から相次いでくる、アニメでも感動的な映画を作ってくれた宮崎駿さんも


天才ですぅね、時代の幸せ過ぎた荒波の被害者だったりしてぇ(≧▽≦)。




画像




残暑がきびしいですが、


秋の気配がひしひし。。。



‥。0(≧▽≦)0。‥






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