唐井誠二の「コルヌコピアエ(豊穣角)」

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zoom RSS 詩歌の可能性をば。∞(130)良質の現代詩への返歌、ついでに。

<<   作成日時 : 2013/06/25 21:30   >>

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文句はない。易しい言葉でつづられた今度の現代詩の出来栄えは。


なかなかのもんでちゅ。


ちょいと悪戯こころが出てね、


やたらと読者の理解を拒みたがる難解な詩句で


困った言葉マスターベーションに腐心しくさってひきこもっちゃってる詩人たちが


多い傾向ですしね、


原詩の「本歌取り」をしてややこ難しい詩句をちりばめても


なお頭の中にスッと入る返歌を


余興として書いてみましたァ。



まずね、


岡野絵里子さんの原詩「夜の小さな眠り」を掲げましょうね♡


(*^_^*)




 夜の小さな眠り


       岡野絵里子



降りて来た夜が
最初に触れるのは
銀色の電波塔と鳥たちの小さな瞼(まぶた)
梢(こずえ)の中の雛(ひな)が一羽ずつ目を閉じ
枝が日の名残をふるい落とすと
夜は透き通った腕を広げ
打ち上がる街の声を包む

闇に気づいて 門灯がともる
足音を迎えるのが門灯の仕事
眠らない瞳の慰めになることも

一日の終わりに
人は 陽(ひ)の光を沈めた静かな器
明るい恐れも喜びも
ただ夢の中へあふれていく

小さな者たちの眠りを
夜は数えていた
屋根の下にも その外にも
小さな者たちは大勢いた

夜が最後に触れるのは
銀色の電波塔

それから朝が降りて来る




グッ!!!


(*^_^*)



でぇ、でぇ、おらが「本歌取り」しての返歌をお見せしましょぉ。


(*^_^*)




 夜のまごつく眠り



      唐井誠二による返歌。



只管(ひたすら)降りてこない夜でも――
闇のファーストキスは
銀色の電波塔の頭(こうべ)なり 可愛い巣の鳥たちの
艶(なま)めかしくも不眠がちにねだる瞼(まぶた)なりに堕ちかかった
親鳥を解放して満ち足りた梢(こずえ)の中の雛(ひな)の
一羽ずつがすいすい目を閉じ
枝がせわしくも旧(ふる)りし光を頭(ふ)垢(け)のように落とせば
夜はどこまでも透徹しきった腕で街の
打ち上がってきた声をちょうど抱き締めた

闖入してきた闇に 門灯が元気づく
アポありの足音を 門灯が優しく迎える
寝床のあてどなき瞳の慰めに

さて 一日の終わりに
――ひとは くたびれた光を勃然と立ち直らせる
 困った器
明るい恐れも喜びも ただ夢の中へあふれていく

小さな者たちの寝息を
意地悪で眠らせてくれない夜はまめに数えている
屋根の下にも その外にも小さな者たちは
大勢いたのもちゃんと知っていた

まごつく眠りのはてに夜が最後に
やはり接吻するのは 銀色の電波塔 だった

それから朝が 昇ってこず降りて来た



(*^_^*)


ありがとう、岡野絵里子さん。


愉しい愉しいひと時を授けてくださって。


ひょいと着眼点や表現ベクトルや全体の韻律を変えてみれば、


こんなに違ってしもうて面白いねぇ♡♡


うん、嬉しいね♡


どーぞ、どんどん詩作しなはれ、☆彡(^O^)/☆☆彡




で、話を変えますが、小説散文についてね。



おらが天敵にしてなおかつ最愛の人が


「昆虫類が約3億年にわたって4回の大量絶滅をまぬがれたのに、


地球の王者として約2億年も君臨してきた


恐竜類が滅んじゃったって?


じゃあ、この国だけでも犬7万匹の殺処分が出てることはなんなんだ?


今の人類はなんなんだ?」と


訴えてくれはったんねぇ。


うんだっちゃ♡


おらが小説新作のひとくだりを引用させて貰いまひょね♡



(2)から。



「勢いづけば後白波(しらなみ)。今のふんいきをひと言で形容すればまさに正鵠を得ている。確固たる未来を築くためにははたして確固たる想像力がいるのだろうか?否、むしろ貧困な想像力だけが確固たる未来を築くのだ。豊か過ぎてきっかりと約束されるのも心許ないばかりの未来をまるで逃げ水のように絶えず追って、想像力を奮い続け、幾つかの空白期間を跳び越してようやく確固たる想像力と認められるだけなのだ。誰しも自分の寿命でしか約束された未来を想像し得ないからなのだ。」



よぅく考えてごらん。


個体といわず、集団といわず、成長というものが実感されるためにはね、


毎日顔を突き合わせている分にはなかなか気づきにくく、


却って幾つかの空白期間を置けば


「あれ?いつの間にか成長してきた?」と気づくことが多いでしょ。


そう、


子供の成長ぶりをいやがおうなく実感するためには


毎日毎日見て貧困な想像力にひたすら安んじてミョーに先の浅い未来(確固だけどね、その内容は


みすぼらしいばっかしだ)を軽く考えちゃうわけでしょ、


数年も会わないでいるうちに


「あれれ?全然ちがうぅ!?


とかつての想定やら想像やら‥大人のありとあらゆる予想が


いっぺんに覆されちゃうでしょ、目の前で昔の姿からは似ても似つかぬ大きくなった子供にね。


未来というものはそういうものだ。


真に豊かな想像力は、


「きっかりと約束されるのも心許ないばかりの未来をまるで逃げ水のように絶えず追って、‥


幾つかの空白期間を飛び越してようやく確固たる想像力と認められるだけなのだ」。


残念ながら今の全人類はただただ昨日、今日、明日と直線的に思考しているばっかしで、


真に豊かな想像力で幾つかの空白期間を飛び越して


暗い未来も明るい未来もない、ただ安寧じゃなくても活気に富んでいる未来を考えられるようには


なっていない。



今日ものした川柳一句。



定数を神扱いすなる恐竜




ですぅから、


無理無理。


約64億年も長い地球史に思いを馳せれば、


今の人類はせいぜい1億年も持たないだろう!!!


ま、目の前の命を守るのは今のわたくしあなたたちに出来ることですから、


めいめいにおらが新作短篇小説のカンブリア爆発っ。とおぼしき内容を千差万別にせよ、


しっかと受け止めて


深く考えて下されば


文人冥利に尽きますよね♡



(*^_^*)



はいね、



画像




おらなりに作ってみたっ☆ ネギ塩豚カルビ丼。



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